新 企業の研究者をめざす皆さんへ
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マターする研究は以下3ステップから成る
1: 良い問題を選ぶ
2: 問題を解く
3: 結果を価値に繋げる
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2: 問題を解く
3: 結果を価値に繋げる
色々例挙げてる
価値に繋げるための手法たち
デザイン思考
観察とプロトタイピング
アジャイル
間接的貢献
(自社の武器として秘匿化しても良かったけど)ChainerをOSS化した
これで名前売れて全世界から研究者集まるようになった
論文
プレゼン
Vertical Logic
ボトムライン(キーメッセージ)を1-3文で表現してタイトルにする
コンテンツにはそのタイトルをサポートする必要十分な情報だけ書く
Horizontal Logic
スライド1ページから順に読んで首尾一貫整合性を保てるように構成する
会議
筆者の例
IBMは良く言えばフレキシブル、悪く言えばルーズ、別件で途中退席も当たり前
キヤノンは時間ぴったり、出欠者アジェンダもしっかり
統計数理研究所(の教授会)は官公庁スタイル
PFNではGoogle Docsで議事メモ
いずれにせよ、特に大切なのは心理的安全性だと言うてるsta.icon
心理的安全性とは、自分が馬鹿なことを言っても許される、という安心感のことである……今これを言ったら "空気読めないヤツ” と思われないだろうか。もし少しでもそういうことを感じるのであれば、その会議には心理的安全性が欠如しているということになる。 まあ解釈の一つとしてメモしておこうsta.icon
心理的安全性が会議単位についている、としている
全員参加の原則も心がけているという
「Aさんはどう思われますか?」
非言語シグナルを読み取って、何か持ってそうなら振る・引き出す
交渉
下手に出る
自分を過小評価させる
そしたら相手が舐めてきて色々喋ってくれるらしい
が、「こいつダメだ」と思われたら逆効果なので塩梅難しいとも
研究者のキャリア
何年も同じ研究を続ける、はまあ無理
市場動向が変わったり、企業の事情で切ったりとかもままある
ただちに再開できるようにするために、記録を残す
論文は最適
論文でなくても社内レポート、発明開示書、雑誌への寄贈なども良い 客観的に第三者が理解できるレベル、というニュアンスだなsta.icon
新しい研究分野に対しては「是非やらせてください」
まず企業における研究は「必要だからやる」
良い研究なら何でも面白いはず
良い研究のネタはどこにでも転がっているはず
だったら、「是非やらせてください」と取りに行って、そこで面白さ見出した方がいいとsta.icon
大事なのは自分が成長できるか、という問い
優秀な研究者が多くいるところ
名の通った大企業
NTT研究所
IBM東京基礎研究所
PFN
研究開発を自社内で行っている会社
Google
Facebook
DeNA
メルカリ
IBM、マイクロソフト、富士通などのITベンダーは勧めてない
ユーザー企業が発注しベンダ企業がそれを負うという2者対立モデルになっているからとのこと
内製化で完結できてないから遅い
研究もやりづらいってことなんだろう
工藤卓哉さんsays「合弁企業を設立してその収益を分配する」
市場価値を高める
論文でもいいし、OSSでもいいし、標準化や学会やQiitaのようなブログでもいい
「あの人は凄い」 ← これ
子育て
リーダーシップ論を学ばねばならないときがやってくる
職位も上がれば給料も上がり、会社から求められる期待値も上がってくる。研究者個人として出せるアウトプットのピークは30代くらいまでではなかろうか?
人を巻き込んでいかないと出せない次元に突入する
知的財産権
4種類
発明(特許で守る)
著作物(著作権で守られる)
商標(商標権で守られる)
営業秘密(機密契約で守らせる)
特許のコスト
数十ページに渡る明細書
構成や表現も独特らしい
国単位で出したりするので件あたり100万単位でかかるらしい
misc
著者
私は研究も行ったが、事業部で製品開発をしたり、コンサルティングをやったり、マネジメントも経験した。明らかに、キュリー夫人や山中教授のような「信念を持った研究者」ではない。私のような者を研究者と呼ぶのがそもそも間違っているのかもしれない。
リストラが一段落した段階で、私は自分の進退を真剣に考えた……東京基礎研究所を離れたときには、心理的にとても辛かったのだと思う。帰宅する電車の中で突然涙が出てきて止まらないこともあった。夜も眠れなくなり、産業医に相談して心療内科に通うことになった。
統計数理研究所で確率・統計について1から学びなおしたことが、機械学習工学という新しい分野の開拓につながった。
PFN含めゴリ押ししているsta.icon
概念つくったので論文書こっと
エッジコンピューティングの部分
せっかくそのような概念を思いついたので論文を書こうということになり、私たちは連盟で論文を書いた。
使命
「PFNにしかできないこと」をやることが、社会における私たちの使命だと考えた。
自分にしかできないことをやる
あたおか
他人から「あいつは頭がおかしい」と言われるくらいのことをやらないと真のイノベーションは起きない。
Reputation Capital
研究者のコミュニティはReputation Capitalが成り立つ社会とのこと
信頼残高だった
PFNのSlack
1000以上あって、基本的にpublic
privateなのは
人事の話題
NDAなど絡んでて絞らなきゃいけないPJ
研究におけるポートフォリオマネジメントはこの配分(経営資源の投入配分)を決めることに等しい
成熟したでかい企業は1が多い
PFNのように急成長求められてるスタートアップは2が多い
3は企業が余力ある場合に並行して取り組んでる
終わってる(一昨日)
気合いるので週末まとめる
35%くらい
論文の世界、小説で選考する世界と一緒だなぁと思った / 研究にも(後々論文を書くための)プロットがあると良いとか